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紫外線からの影響は沢山あります。肌への影響は、老朽化、発がん性、DNAへのダメージ、目への影響は、紫外眼炎、白内障など、人体のいたる所で影響します。紫外線からの影響や、体を守る方法を調べ、まとめました。ご参考になれば幸いです。

紫外線とは?−基礎知識−

紫外線は、体に悪影響を与えます。紫外線をできるかぎり、浴びないようにしましょう。これは、よく聞く言葉です。紫外線=悪いものと認識されています。ですが、紫外線とは、何なのでしょうか?

紫外線とは、光の波長が100nm〜400nmの光線のことをいいます。

辞書に載っている説明は、上記です。よくわかりませんね。では、簡単に説明すると、太陽から地球にやってくる光は、大きく分けて3つあります。可視光線、赤外線、紫外線の3つです。目に見える光が可視光線。熱を感じる光が赤外線。目に見えない光が、紫外線です。太陽の光のうち、約6パーセントが紫外線であり、太陽からくる光のうち、人体に悪い影響を与えるのが、ほぼ紫外線の影響です。ですが、紫外線は、悪い影響を与えるばかりでなく、良い影響も与える光です。

赤外線は、可視光線、赤外線より波長が長いため、物質に化学変化を起こさせることができます。日焼けや、殺菌、DNAへの影響はこれが原因です。

赤外線の発見は、1801年にドイツの物理学者である、ヨハン・ウィルヘルム・リッターにより発見されました。紫外線の研究は進められてはいますが、発見が遅かったため、解明されていない部分が多数あると思われています。

紫外線の意味ですが、光のスペクトルでは、一番外側は紫です。光のスペクトルとは、目に見える光のことをいい、光は虹色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)です。その紫を越えたという意味で、紫より外側の紫外線となります。英語では、Ultravioletと言います。これを略し、UVとすることが多いです。UVカットとは、その名の通り、紫外線をカットするということです。

紫外線も波長によって、UV-A、UV-B、UV-Cと分けることができます。この分け方により、悪い影響、良い影響などに分けることが可能です。UV-A、UV-Bはオゾン層を通過し、UV-Cは、オゾン層を通過することができません。地表まで到達する紫外線の99パーセントは、UV-Aです。太陽からのパーセントでは、UV-Aは、5.8パーセント、UV-Bは0.2パーセントです。波長は、UV-Aが315nm〜380nm、UV-Bが280nm〜315nm、UV-Cが200nm〜280nmです。

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