地域−知る−
紫外線の量が多い地域とは、どこになるでしょうか?
答えは太陽に近い場所です。地球上でいえば、赤道沿いです。地球上でいえば、太陽に一番近いです。赤道沿いは暑さもあります。日本では沖縄です。北海道に比べたら、紫外線の量は多いです。紫外線の量が北海道を1とすると、東京は1.5、沖縄は2です。北海道と沖縄では、2倍も差がでます。
では、赤道沿い以外で、紫外線が多い場所はどこでしょうか?
太陽に近い場所といえば、山の上です。都心部よりは標高が高く、紫外線の量は多くなります。これは、都心部まで降り注げない紫外線も、山頂なら降り注げるという意味で、紫外線の量が増えるのです。
他にも紫外線で注意する場所があります。それは、紫外線の反射する場所です。紫外線は、地面に反射し、上と下から体に当たります。その反射力はすさまじく、雪に関していえば、90%もの量を反射するため、通常の時の約2倍の量を浴びていることになります。紫外線の反射は、雪、海、砂、コンクリート・アスファルト、芝生の順で低くなります。
こう考えると、沖縄の海辺、北海道の山で雪の上は、一番紫外線を浴びることになります。危険なポイントをしっかりと押さえ、対策をきっちりすることを覚えましょう。