当サイトについて
紫外線からの影響は沢山あります。肌への影響は、老朽化、発がん性、DNAへのダメージ、目への影響は、紫外眼炎、白内障など、人体のいたる所で影響します。紫外線からの影響や、体を守る方法を調べ、まとめました。ご参考になれば幸いです。

子供には?−対策−

紫外線対策の方法です。子供編です。

紫外線対策は子供の頃から、行うべきです。いや、子供の頃にこそ、行うべき対策です。「子供は風の子」「子供は元気よく、外で遊ばせるべき」とよく言います。確かに、家の中でゲームをしている子供よりは、外で遊んでいる子供の方が、健康的に見えます。色白の子供は不健康で、黒々と肌が焼けている子供は健康と言いますし、そう見えます。ですが、今は昔と比べて、外で遊んでいる子供を見かけなくなりました。公園に行っても、誰もいないなんて当たり前の光景です。母子手帳にも、「日光浴をさせましょう」という項目が消されました。なぜ、そうなってしまったのでしょうか?

紫外線からの観点で言えば、外で子供を遊ばせる方が不健康。家の中で遊ばせる方が健康です。今まで考えていたイメージとは真逆の発想です。理由はいくつかあります。

■紫外線のダメージは子供の方が大きい
まず大きな理由は、子供の方が紫外線に対して弱いことが上げられます。子供の肌は、すべすべ、つるつる、みずみずしいなど、美容に関していえば、夢のような肌です。ですが、その分、抵抗力に欠けます。大人の肌は子供の肌と違い、皮膚が厚く抵抗力があります。そのため、子供の肌とは違うのです。

■紫外線の影響
人間の一生浴びる紫外線のうち、80%は子供のうちにあびると言われます。この80%のおかげで、大人になってから、紫外線の影響が出ます。しみ、しわなどは、実は子供の頃に浴びた紫外線の影響ということはご存知でしょうか?紫外線を浴びて、すぐに影響は出ません。浴び続けると、影響が出ます。確立なのか、適量なのかは、わかりませんが、一生浴びる紫外線は、子供の頃から減らした方が、良いことは間違いありません。

■子供は未発達
子供は未発達です。当たり前のことですが、もう一度確認しましょう。未発達ということは、細胞分裂がおこり、これから発達します。これが、子供です。実験で、マウスに子供の頃から紫外線を浴びているマウスと、大人になってから紫外線を浴びたマウスがいます。子供の頃から紫外線を浴びていたマウスの方が、がんになる可能性が高いのです。これは、細胞が未発達だからです。完成した体と、未発達な体、弱いのは未発達な体です。

こう考えていくと、大人より、子供の方が、紫外線に弱く、紫外線の害をうけやすいのです。では、家の中で遊ばせた方が、いいのかといいますと、そうでもありません。あくまで、紫外線だけの考え方です。やはり子供には、外で遊び、色々経験させたいと思うはずです。

その場合は、しっかり紫外線対策をさせましょう。ベビーカーに乗せる時から、紫外線をしっかりガードしましょう。そして、子供の方が身長が低いため、地面からのはね返りの熱を浴びやすいです。温度でいえば、約5度違うといわれます。ですから、しっかりと、熱対策もおこないましょう。

小学生ぐらいになってきたら、帽子を被せるようにしましょう。紫外線対策で、帽子は基本です。帽子は、紫外線の他に、熱中症対策にもなります。帽子は、なるべくツバの大きい、UVカット使用のものを選びましょう。

もし帽子だけでは心配なら、日焼け止めを塗ってあげましょう。効果がある強いものは、肌によくないですし、子供に塗るのはどうかと思います。OKな日焼け止めなら、大丈夫でしょうが、それでも気にはなります。その場合は、効果の薄い日焼け止めを塗りましょう。厚めに塗ってあげれば、そこそこ効果があります。

万全の対策を取るなら、サングラスです。もちろん、UVカット使用のものです。ですが、日本では子供にサングラスをかけさせる親は、そうはいないはずです。海外では、サングラスをかけての登下校はあります。文化の違いもありますが、海外では、すでに紫外線の目への対策を行われています。

inserted by FC2 system